無垢フローリングの中で最もダイナミックな素材、栗フローリングの特徴とは?

無垢材の中で杢目がリアルにはっきりと強調された無垢フローリング…
それが栗(くり)フローリングです。

栗は最適なフローリング素材のうちの一つ。

栗フローリングの最大の特徴は、何といってもそのダイナミックな木目調。
この木目調はオーク(ナラ)の素材をも凌駕します。
ですから、栗フローリングはダイナミックな間取り空間を創りたい方に、ぜひおすすめしたい素材なのです。

栗フローリングは木目のほかに、特徴的なものとして、非常に硬いフローリングです。
さらに水や湿気の多い場所にも最適…
そんな特徴もあります。

こんな特徴があるので、実は建築家の中では「栗」という素材がとっても興味深い素材なのだとか…
これは栗という素材が寸法性に優れ、しかも加工しやすく硬さをもっているという性質があるからなのでしょう。

栗フローリングとして、特に使用される間取り空間が玄関。
玄関の框なんかとの組み合わせを実現させると、とっても深い味わいある玄関ホールができあがります。
しかも、年月が経ち使い込んでいくうちに、味わい深い色に変っていきます。

昔は線路の枕木にもよく使われていたくらいですから、栗の持つ強靱さは本物です。

地栗のフローリング材は色々な産地で見受けられますが、栗という素材は、乾燥工程を間違えると艶の出にくい黄色味がかった物になってしまいます。
本来の栗フローリング材はよい艶をしています。
ですから、 手間と時間は掛かりますが天然乾燥と養生期間の管理が徹底された無垢フローリング材を選びましょう。

栗フローリングが持つダイナミックな木目と優しい色合い、この特徴が無垢材本来の「味わい」を感じさせてくれます。

杉(スギ)
栗(クリ)
メープル

コルク
パイン材
ヒノキ(檜)
サクラ(桜)
ナラ(オーク)
カリン(花梨)
ウォールナット
チーク
ウリン