リボスのグラノスを最も効果的に使うポイント


無垢フローリングのお手入れ用として、リボス塗装のグラノスを使用する際のポイントを紹介します。

この方法はグラノスの力を最も効果的に引き出す方法です。

その秘密は、使用する前の無垢フローリング下地の条件にあります。

塗る前の大前提条件なのですが…
グラノスは塗装している無垢材の板に塗ること…
何も塗られていない無垢材には塗らない…
ということです。

グラノスは、グレイボやビボスとは違って水性ワックスです。

ですから、オイル塗料のように木を保護したり、木のアクを止めたりする効力はありません。

木アクというのは、『リグニン酸』や『タンニン酸』などの『ポリフェノール類』です。

無垢材独自のしみこんだ汚れのことです。

ゴボウなどの野菜などもアク取りしますよね。

そのアクのことです。

そのまま、グラノスを塗ってしまうと、水分によるケバ立ちが起こってしまいますから要注意です。

無垢フローリングの表面に、必ずオイル塗料などが塗られている…
このことを確認しておきましょう。

これが重要なのです。

また、ナチュラルな艶出しワックスとしても使用できます。

グラノスの原液をそのまま使用したり、少量の希釈(4~5倍)で塗布することで、とてもナチュラルな艶出し感をだせます。

グラノスは、もともと日常的な水拭き掃除の際に使用できるように作られてます。

ですから、オイルフィニッシュ塗装面をきれいにできるメンテナンス用ワックスとして、使用すること…

これが一番効果的な方法だと思います。

リボス自然塗料のメンテナンスには欠かせない…
そんなワックスクリーナーです。