無垢住宅に使用されるホンモノの天然無垢材の魅力とは…


積水ハウスや住友林業のような大手ハウスメーカーは、構造躯体に"集成材"を使用しています。

集成材は天然無垢材に比べて1.5倍の強度があると言われていますが、それはあくまえ天然無垢材が乾燥しきっていない未乾燥材と比較しているだけの話です。

無垢住宅に使用される本当の天然無垢材は、乾燥させるほど強度がどんどん増します。

その強度はおよそ未乾燥材の2.5倍までに強くなるのです。

これは無垢フローリング材にも同じことが言えます。

含水率10~17%程度のよく乾燥した状態であれば、無垢フローリング材でもの強度は高く、割れや反りなどが起こりにくくなることもあります。

大手ハウスメーカーが集成材をフローリング材として使用する本当の理由はいろいろありますが、大きな理由は木材を乾燥する手間が必要なかったり、乾燥の手間がないので仕入れが安かったり…
これらが集成材を利用する最も大きな理由なのです。

ただ、集成材は接着剤を使用して様々な樹種の木材を貼り合わせていますので、人体に何の影響も出ないとは言い切れません。

その一つが「ホルムアルデヒド」はです。

この「ホルムアルデヒド」は集成材を接着させる「レゾルシノール系接着剤」に含まれています。

アトピー性皮膚炎などの皮膚症状疾患の原因にもなっていますから、集成材を選ぶ際には十分な知識と注意が必要だと思います。