無垢フローリングの表面に毛羽立ちが生じた場合の手入れ方法


無垢フローリングの表面仕上げには、今や自然オイルワックス塗装仕上げをすることが主流となっています。

オイルワックスは、オスモ塗装とかリボス塗装など、植物系の油が主成分の自然塗装のものがよく使用されます。

ウレタン塗装のような光沢の強いコーティング系塗料と比べると、表面がより自然の木に近いので人気があるからです。

無垢材の表面の感触を極力自然な感じに生かすような塗料ですので、その反面どうしても木材の繊維に毛羽立ちが生じてしまいがちになります。

フローリングの表面がざらざらした感じになってしまうのです。

そんな無垢フローリングの毛羽立ちを抑えるために、上手なお手入れ方法があります。

毛羽立ちを抑えるためには、まず、自然塗装を塗る前処理の段階からちょっと手を加えておくことが大切です。

無垢材の表面を#180~#240のサンディングペーパーでサンディングをしておけばいいのです。

サンディングをすると表面の余分な毛羽立ちを削り取ることができ、なめらかな状態でオイルを塗ることができます。
表面を極力滑らかにしてから、オスモやリボス塗料などの自然塗料を塗るようにすれば、毛羽立ちが生じることはありません。

このやり方…実はどんな自然塗料の使用方法にも書かれていて、当然しなきゃいけないことなのですが、サンディング作業そのものにかなり手間と時間をとるので、丁寧にしていない…重要視されていないケースがあります。

気になる無垢フローリング材の毛羽立ち表面は、自然塗料を塗る前にしっかりと丁寧にサンドペーパーで磨いておきましょう。

>もし無垢板表面に毛羽立ちが生じたしまった場合の対処方法