柔らかさや暖かさに特徴のあるパインフローリング材にはある問題が…

無垢フローリングの材質で、最近とても人気のある無垢材があります。
それはパイン材です。

このパイン材は、新築一戸建ての時やリフォーム時に合板フローリングから無垢板にする際に肌触りの良さから使用したりする場合が多いですよね。

通常、パイン材は無垢材の中では格段に断熱性が高いので、冬は床が暖かく感じますし、足触りの感触がとても気持ちいい無垢材です。

柔らかさや暖かさにとても特徴のあるパイン樹種なのです。

でも、その柔らかさ故の問題点もあります。

それはあまりにも柔らかいので表面に傷がつきやすいということ…。

特にリビングなどのテーブルや椅子がある場所に、パイン材を床材として使用するとキズが結構ついてしまいます。
特に、椅子の足の形状にもよりますが、キャスター付きは絶対にダメです。

パイン材のキズ対策としては、足の裏側に滑りを良くするフェルトを貼ります。
フェルトはホームセンターや家具屋さんにいけば簡単に手に入りますし、このフェルトを椅子の足下に貼ることで、スムーズに動かすことができ、キズがつきません。

また、無垢材の上でワゴンなどを移動する場合は、あらかじめその部分にカーペットを敷いて養生しておくと凹みやキズ対策として効果的です。

ダイニングテーブルにもフェルトを貼って傷の防止を施すことも大切だと思います。


>浸透性塗料で仕上げられた無垢フローリングの特徴とは