お部屋の無垢フローリング仕様はリラックス効果を発揮する

無垢フローリングがこの国ではやり始めたのはごくごく最近のことです。

それまで国内では合板フローリングが普及していましたから、無垢フローリングというと高級で贅沢…

そんなイメージだったかと思います。

でも、本来のフローリングとは無垢材から仕上げられたものであり、複合板フローリングが造られたのはその後です。

日本では今まで、無垢フローリングを選ぶ必然性が機能面からみるとそれほど無かったかのように思いますが、最近では無垢フローリングの魅力がやけにクローズアップされ続けているような気がします。

しかし無垢材には特有の欠点もあります。

水を含んだり時間が経つことで反りやすくなりますし、施工時にはある程度それを見越して隙間を空けておく必要があり、その隙間にゴミが溜まりやすくなるなど、それらが無垢フローリングの欠点にもなるのです。

また、無垢フローリングのメンテナンスは非常に面倒で、モップ掛けや濡れ雑巾掛けは厳禁で、普段のお手入れは乾拭きとワックスがけなので結構手間がかかります。

しかし、それでもやはり無垢フローリングは人気があります。

なぜなら自然の無垢材が持つ暖かみ、心地よい木の香りが部屋に漂うことで、森林浴をしているような気分になれるリラックス効果があることなどが、無垢フローリングの最大の魅力だからです。

これらの感覚は人間が本来持つ本能的な憧れなのかもしれません。


>大切に使うと長持ちする無垢フローリング