知っておきたい桐フローリングの魅力とその注意点


桐の無垢フローリングはとても柔らかく、そして暖かいフローリング材です。
つまり、柔らかい分、へこみや傷がとても付きやすい…
そんな木質なのです。

ただ、傷ついて凹んでしまっても、熱湯をちょっとかけて上からタオルなどをおいておくと、簡単にへこみがなおったりします。
木材繊維がやわらかいという特徴があります。

ですから、新築一戸建ての場合は桐フローリングをリビングなどに使用することは、あまりおススメできません。
リビングなどは、なるべく固めの無垢材、メイプルや桜、ナラなどがおススメです。

桐フローリングを使用するなら、主寝室など比較的落ち着いた場所に敷くと大変いい無垢材になります。

ただ、子どものために、2階の子ども部屋の間取りに桐フローリングを敷きたい…
そう検討されているご家族も、実際は少なくありません。

桐フローリングのようにとても柔らかい無垢材は、将来できてしまう狂いや反り・傷は覚悟の上で施しても、小さい子供がいる子ども部屋などは、補修が追いつかない場合がほとんどです。

天然の素材の無垢フローリングは、使えば使う程味が出ます。
傷へこみを経年変化として美しく感じるか、それとも見た目が傷だらけでみすぼらしいと感じるかは、人それぞれの感じ方で違ってきます。

しかし、ただ言える事は、無垢フローリングは複合フローリングよりはるかに奇麗だということです。

そのことを十分検討しておきましょう。

杉(スギ)
栗(クリ)
メープル

コルク
パイン材
ヒノキ(檜)
サクラ(桜)
ナラ(オーク)
カリン(花梨)
ウォールナット
チーク
ウリン